休み時間の校庭で
白い雪が舞い降りる
みんなと遊ぶ雪合戦
笑い声が空に響く

だけど私、ちょっぴり悪戯心
大きな雪玉、手に握り
相手の顔めがけて投げた
その瞬間、はっとする

相手は泣いて座り込む
私はただ、驚いて立ちすくむ
傷つけるつもりはなかったけど
先生に呼ばれ、叱られた

心の中、重たい雪のよう
ごめんね、友達
保健室で謝った
友達は涙を拭いながら言った

「いいよ、許してあげる」
その言葉が胸にしみた
ストーブの上、赤く燃える炎
白い湯気が静かに舞う

木目の天井、湯気でしっとり
心もどこか温かく
小さな雪合戦の一日
大切な教え、胸に刻む